仕事始め

世の中仕事始めらしいが個人的にはずっと働いていて新しい出会いと発見の連続。

齢78歳まで看護婦を続けられた方と15分ほど世間話をする機会があったが50年もその職を続けられた彼女のふるまいから本物の「慈愛」を感じた。
それはさりげなくホントにさりげなく相手の穴をそっと塞いで黙って立ち去るようにスマート。絶対ひけらかしたりしない。たぶん与えられた方はあまりにスマートで心地いいのでその有り難みにすら気付かず、強引な人なら貰って当然という態度をとりかねないくらい自然なもの。
最後に勤務した救急病院の先生は救急搬送されて来た患者を受け入れる際、必ず彼女を立ち会わせた、という。その気持ち、すごくよくわかる。
いまはもう引退なさっている、とのとこなので取り立てマスで取り上げられたりもないだろうが、その見えにくい偉業に感服。
きっと多くに人が本質的に救われたに違いない。


その数時間後、人間はなんと感情に支配されわがままなのだろうという事が自分の身にも発生。
クールなつもりでいてもあえて自らトラップにハマりにいく、ということか。さっそく年明けのテーマと向き合う事に。

で、帰宅後、その凹みを見つめるべく瞑想していると色とりどりな目映いばかりの美しすぎるビジョンが。

ああ、そうか、これが慈愛なんだ。と気付く


目が覚めた時にはその凹みはきっちり修復されていたので自分でもビックリ。
忘れない為の若干の傷をあえて残しているのはご愛嬌だとしても多分こういう事が続くのだろう、2012。なるほど