ビッグバン


高橋恭司さんの「THE MAD BLOOM OF LIFE」。1994年発行。
この時僕23で電通スタジオ助手。まだまだ業界人の方が情報早くて海外ロケで見た服やおもちゃが半年後原宿や代官山で流行、という時代。
海外ではケイトモスが出始め、国内では渋谷系の始まり。マガハのananではなく宝島のCUTiEが勢いで始め。いわゆるストリートファッションの誕生。恭司さんやホンマタカシさんがバイテンやシノゴでページ撮影してた。
やがて月日は流れ、ストリートファッションはサブカルではなくメインストリームになり、同時にサブカルは消滅して現在に至る。



こないだ、手代木師匠とゆーーーくり飯喰った時に
「やっぱ辿れば1969年なんだよ」と今のカルチャーの源流を仰っていたが、確かにそれはそうで70年代ヒッピー〜80年代バブル〜90年代裏原系ストリートが大きな流れで00年代以降は資本がそういう流れをビジネスとして完成させていった時代だと思う。



で、なにがあったか「1969」
あるビッグバンが起きて一斉に気付いた「1969」
その年にせーので世界中の人たちが気付いて作り始めたものが完成しちゃった現在、実はまたその流れの次なるビッグバンが起きてる。
それが「2012」


大きく時代が移り変わるときは世界同時。
結果は来年以降一気に。


THE MAD BLOOM OF LIFE 直訳すれば 人生の狂った開花


もう巨大な資本やマス媒体抜きで、「その本質」に向き合える時代。
早い遅いは消滅したのだ。