レンズ

やたらめったら不満がましいが、こと写真界でのデジタル処理エンジンの発達とレンズ世界の解釈は、感覚を拡大させるという芸術本来の意味において驚異的な発展をしていて本当に素晴らしいなあ、と感激し続けている。


例えばレンズとか処理エンジンにおける収差とかボケ味とか、曖昧なものは数値上大体マイナス値を示すものが多いので過剰に補正しすぎがちなものなのだが、最近はどのメーカーもそのマイナス値の残し方、つまり一見のマイナスをプラスと捉える兆候が顕著で、上がりがすこぶる心地よくなってきた。


ハードの問題が解決してしまえばソフトの開放は圧倒的に早くなる。
あの壁を突破してしまえば、いの一番にそちら側へいける。
本気のハンドリングが試され、突破者が一人でてきた段階で100人の突破者が間髪無く出てくる。


とつとつと準備は進めておくべき、だ