備忘録

頭部を嫁入りさせて以来、もう一度同じユニットを組むかと言えば性格的にそれも何なので、新たなる地平へ向け新規音響システムを構築。

前回は巨大な音像を組んでの窓景がテーマだったのでダイトーボイスでの構成が必須だったのだが、今回は前回の反省点を活かすべくなるだけシンプルな構成と組み合わせであらゆる音源を再生させるべく、手持ちのユニット、アンプ、ケーブルやなんや一切合切その組み合わせをテスト。

結果的に、10cmフルレンジを6リッター、35mm穴120mm長ダクトをユニット真後ろよりだすアップルボックス型バスレフ箱を片側二個上下で、真ん中を1インチドームツイータを挟み込むまるでPA機材みたいなシステムをまず一つ組む。
(良く鳴るベストな構成の箱を複数個組み合わせることで将来的にあらゆるユニットでの音像をレゴみたいに構成できるのと、これでトールボーイの欠点である低音像の時間差を解消できる)

あと上記システムで賄い切れないどちらかと言えば、緩やかなJAZZ等のライブ音源用に前回のトールボーイ下部ユニットを外しバッフル板で蓋、のち上部ユニットをイタリアコンサートホール御用達メーカー、SICAの16cmダブルコーンユニットをハメた、シングルのショートバックロードホーンを組んで、前述のPA機材もどきの下にスピーカースタンド的に配置し、上部のPAユニットと下部のショートバックロードホーンをスイッチングだけで音源により聴き分けられるシステムを構築。

簡易にあの世へGO




追記
その後聴き進み、上段仮想同軸用ユニットはfoster C100P92に決定。柔らかい音場の広がりと艶やかな音色に殆どの音源がマッチ、ずっとうっとり。
高音が15kまでなのが残念だがDAYTONのドームツイータとの相性がすこぶる良いので結果オーライ。

逆に下段のSICAダブルコーンがすこぶる元気で明るく、jazzよかロックで本領発揮。
ショートというより、完全なるバックロードホーンな音色。R&Bでのパンチ力が半端ない



追記その二
更に聴き進み上段 foster の懐の深さに舌を巻く。柔らかいのにEDMを艶で包み込む様に鳴らすなんて、ちょっと想像できない鳴り、感激。

下段はより上段との真逆のベクトルが進み、SICAがホール用ユニットだと思い知らされる。fostex の FE系とは違う華やかさ乾いた明るさ。

次回ハンダ付けのタイミングで、同じ16cmユニットASX-160の同軸ツイータ部コンデンサをジャンセンのフイルムコンデンサへと交換するのでそれとの聴き比べが楽しみ
(コイズミさんからのアドバイスにて、ついにユニットそのもの改造へも手出しだwww)