この世界の片隅に

やっと見れた。じわじわくる、新しい今まで知らなかった種類の感動。てか今までの感動って何なの、って色あせるくらい価値観がグラグラ揺らいでいる。


確かに戦争映画ではあるが、押し付け感や政治色は皆無。きっと今後、人生の立ち居位置が変わり、再見したタイミング次第できっと感想が違って見えるのであろう、というコトが容易に想像できる不可思議な感覚。


今年見た色んなエンタメ中、最後にきたこの感覚はほんと不思議。


きっと来年以降、自分の中のクリエーティブから打算が消え去るだろう、なんて思惑中にこの感覚が来て、さらにこの映画が増員増員なんて聞けば、いいもので動員できる素晴らしい時代になってきてんだな、と関心しきり。なんだ、皆欲してたんだな、一緒だな、つまらんあの業界の感じは新年以降は一掃だな、あー気持ちいい


生きる、ってそんな簡単じゃない、そうだよな、でも生きていくんだよな、と人生を進むべきベクトルの源泉を主人公すずさんから頂け感涙